会社設立（起業）後に会社経営を軌道に乗せるには、まず、人脈のつながりを広げましょう。会社経営継続の重要な要素の一つに「人脈」があります。このような人脈の拡大のツールとして各商工会議所のイベントが挙げられます。また、同様に定期的に開催されている「ビジネスマッチング」のシステムも有益です。各商工会議所への入会が必須となりますが、年会費は、広告費と比較しても（１万円／年程度）各段に安く自社の宣伝を行っていただくことができます。近畿圏であれば、大阪市、西宮市、尼崎市、宝塚市、神戸市、伊丹市等、また、それ以外でも規模こそ違いますが、各商工会議所や商工会等の団体がありますので、是非、覗いてみてください！
また、必ずしも、地元（会社所在地や居住場所）で加入しなければならない訳ではなく、特別会員という地位で加入することも可能です。しっかり、利用していきましょう。
このような人脈形成の方法の詳細についても、お気軽にお問い合わせ下さい！

次に、インターネット媒体（代表的なものにホームページの作成が挙げられます）も準備しましょう。最初は、費用逓減の観点から、どうしても自前でホームページを作成したくなりますが、特に、技術にある場合を除き、必ず、プロの方に依頼しましょう。各業種ごとにノウハウをお持ちですし、デザインが素人は異なります。ちなみに、このホームページも、実は、１０万円以下で作成することができました（契約拘束期間の費用も含めて）。
これに関して、ホームページを作成しても見ていただけなければ、効果が望めないので、いわゆるＳＥＯ対策も必要となります。当社のホームページも現在、ＳＥＯ対策を実施している最中ですので、これからご注目下さい（ホームページの作成とこのようなＳＥＯ対策を含めて費用を算出している業社様もおられますので、一度、ご検討下さい）。

この作業が結構手間となったりしますが、面倒くさがらずにしっかり作成しましょう。記載するべきこととして、必要な事項はいくつかありますが、それよりも重要なこととして、記載すべき事項をどのようにして確定していくかです。この点については、実は、テクニックが必要となります。

例えば、会社経営の計画書のうち、「中期経営計画策定書」の策定には、どのような顧客をターゲットとするのか（新規顧客、新規商品、既存顧客、既存商品等の要素の組み合わせ）を確定する必要がありますが、そもそも、顧客のターゲット自体不確定な場合すら考えられます。このよう場合にどのようにして顧客をターゲットとしていけばよいのでしょうか？実は、分析の仕方にいくつかのテクニックがあります。会社業務のノウハウは、経営者の方のほうが詳しかったりしますが、このような分析手法や情報の入手については、プロコンサルタントである中小企業診断士が役立つことになります。もちろん、独学で知識を手にいれることもできますが、日々の経営との両立は時間的にも、作業的にも手かがかかります。このような作業こそ中小企業診断士を活用しましょう！

また、会社経営にとって、資金繰りは重要な課題ですが、この点についても、各種の情報に普段から振れている中小企業診断士を活用しましょう。この手の情報は、各行政や金融機関等も情報を有していますので、そこから情報を入手することも可能ですが、各機関ともン、自己のサービス範疇内については、十分な情報提供がありますが、サービス範囲外の情報については、意外と手に入りにくかったりするものです。例えば、融資を受けた後に、政府系の補助金等を知ったり、補助金を知ったが、募集期間が終了していたりする場合があります。このようなことの無いよう、有機的に総合的な情報を有する中小企業診断士を活用しましょう！